福津市の農家さんに会いに行ってきました〜1月編〜
先月(2018年12月)から始めた、私たちが住んでいる福津市の農家さんに会いに行く連載。新しい年になりお正月のご馳走から普段のごはんが恋しくなってきた頃に、1月の旬を求めて畑へおじゃまさせていただきました。※12月編はこちら※
福津の冬野菜といえばカリフラワー
福津市はカリフラワーの栽培が盛ん!とご存知の方も多いのではないでしょうか?通年1〜3月に旬を迎えるカリフラワー。今年は暖冬の影響もあり、成長が早く旬が短いそう。土に植わっているカリフラワーは見たことがなかったので前回もお世話になった井ノ口さんに、特徴やおすすめの食べ方などを伺ってきました。
以前はブロッコリーよりもよく食べられていたカリフラワー
50年以上前からこの地の農業を知っている井ノ口さん曰く、ブロッコリーのほうが育てやすい事もあって近年は生産量が少しずつ減ってきているのだそうです。一時期はなんと生産量全国一位になるほど、福津市のあちらこちらで多くの農家さんが栽培をされていました。

井ノ口さんの畑では二品種を栽培されていて、お伺いしたこの日はちょうど出荷日。収穫していたのは実が締まっていて大ぶりタイプのカリフラワーでした。畑に植わっている姿は、驚くほどの大きさ、、!
おすすめの食べ方

実がしっかりしているものはにんにくとオリーブ油でシンプルに炒めたり天ぷらにしたりと、ゴロっと切って調理するのが美味しいそうです。よく聞くブロッコリーの下処理のように茹でてしまうともったいないよ〜!とのこと。(美味しさが逃げてしまうため)

売られているものは鮮度や買いやすさ、箱詰めのしやすさも考慮して形成されているため、この姿は初めて見ました。柔らかい外葉付きが手に入った時は、その葉っぱでチャーハンなど炒め物にするのがおすすめ。手に入った際はぜひ試してみてください。
この日のお昼ごはんはご主人イチオシの食べ方で

ご実家も農家だったご主人が子どもの頃から好きなカリフラワーメニュー。「かしわとカリフラワーをスープにしてね、中華風に卵を落としたやつが美味しいんだ〜」と伺って、こんな感じかな?と想像しながら作ってみました。
せっかくなので教えていただいた美味しい食べ方をヒントに、カリフラワーは予め油とにんにくで炒めて、かしわとカリフラワーの外葉で出汁をとってみました。味付けはお塩と少しの醤油のみ。中華スープの素は使わずシンプルに、、
これがびっくりするほど美味の美味しさ!カリフラワーのスープといえばポタージュばかり作っていましたが、これは我が家の定番になりそうです。
井ノ口さん野菜の販売場所情報
■販売場所:あんずの里市
■住所:福津市勝浦1667-1
■生産者名:井ノ口 幸子
■電話番号:0940-52-5995
■営業時間:8:30〜17:00
■定休日:毎月第二木曜
■駐車場:有り
■公式HP:http://anzu-sato.jp/
※今年は1月中に出荷し終えるそうなので、気になる方は早めに買いに行ってみてください。
次回第三弾は2月に続きます。日頃から食べている野菜の知らない側面を知れるって、食べた時の味わいを倍増させてくれるスパイスだと感じています。次回もどうぞお楽しみに♪
投稿者プロフィール
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福津NOTE.編集長/食べることは生きること
今日は誰とどんな風に食事をしようか、暮らしの真ん中でいつもそんなことを考えています。
趣味は目的地を決めない散歩と本屋巡り。お味噌汁と握りたてのおにぎりが大好物です。
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