福津市の農家さんに会いに行ってきました〜12月編〜
ーモノ・ヒト・情報が賑やかに集まる大都会から、福津へ越してきたばかりの頃
いたるところに直売所があって「今日の夕飯の野菜、全部福津産だ!」と地場野菜が豊富なことに驚いて感動しました。この地へ引っ越してきて1年半、日々食卓へ“美味しい”を届けてくれる農家さんへ会いに行く連載、はじめます。ー
第一弾は“冬キャベツ”
福津市は冬キャベツの栽培が盛んなことをご存知でしょうか?
旬ものを食べようと思うと、この時期は根菜や白菜を選びがちな我が家。福津の冬野菜ってなんだろう、、と何気なく調べてみて初めて知ってびっくり!今回はご縁あって、その野菜を作っている井ノ口さんの畑へ遊びに行ってきました。
実は品種が豊富なキャベツ
年の瀬のお忙しいであろう時期にも関わらず「好きなだけ見てってね、畑の中もどんどん入っちゃっていいからね。」ととても気さくに案内してくれた井ノ口さん。
“キャベツ”と一口にいっても、その品種はとても豊富なのだそう。この時期の井ノ口さんの畑では、春キャベツのように葉が柔らかい早生キャベツを育てられています。サラダはもちろん、体が温まる煮込み料理にももってこいな品種です。

葉が詰まった硬めの品種は、その分重みもあって運ぶのが一苦労らしく「続けていくためには自分たちが作りやすいかどうかも大切」とおしゃっていて、暮らしぶりの工夫も垣間見えた瞬間でした。
「家族のために」その想いで農業24年目
農業を始める前は様々な仕事をしてきた井ノ口さん。四人もいるお子さんを育てていく中に、農業を始めるキッカケがあったそうです。

一番下のお子さんは幼稚園の頃から手伝っていたのだとか。社会人になった今「農業に鍛えられて、難なくがんばれる」と話しているそうです。24年続けるってすごいことですね〜。(私は生まれてまだ30年たらずで未知の世界、、)
農業という自然相手の営みの中で子育てをしてきた経験談は、“作物をつくる”尊さをを感じた時間にもなりました。
両手いっぱいのお土産まで
はじめてお会いしたと思えないほどたっぷりお話を伺って、井ノ口さんの野菜作りへの想いにすっかり惹きつけられた私たち。
朝から新鮮な野菜にも触れて、すっかり満たされて帰ろうとすると「これお土産もってって!」と両手いっぱいのお野菜のお土産までいただきました。

いただいたロマネスコと菜花は、井ノ口さんおすすめの食べ方である天丼でいただきました。なんとも贅沢!お腹も採れたて野菜に満たされて、野菜天丼クセになりそう〜。
井ノ口さん、おご馳走さまでした!
一日に二度三度とやってくる食事の時間は、長い月日をかけて作物を作ってくれる人のおかげなのだなと思い出させてもらった第一弾でした。
次回第二弾は1月を予定しています。四季を通して福津の農家さんへ会いに行く連載、ゆるりとお付き合いいただけると嬉しいです。
投稿者プロフィール
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福津NOTE.編集長/食べることは生きること
今日は誰とどんな風に食事をしようか、暮らしの真ん中でいつもそんなことを考えています。
趣味は目的地を決めない散歩と本屋巡り。お味噌汁と握りたてのおにぎりが大好物です。
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