福津市に移住して良かったこと・困ったこと

2018年10月21日

【お知らせ】 2020年4月より、クラフトビール専門のカフェをオープンします!
詳しくは下記記事をご参照ください*
福津の海沿いでクラフトビールカフェをオープンします【期間限定】
 

2017年6月半ばに東京・大阪から福岡県福津市へ移住してきましたので、ついに福津生活も8ヵ月が経ちました。

2018年5月31日追記もうすぐ1年が経とうとしているこのタイミングで、改めて振り返った時にすごく大きな特徴が福津にはあるなぁと思いましたので、良かったことに6つ目を追記しておきました。

良い点も悪い点も見えてきましたので、今わかっている範囲での福津のメリット・デメリットを共有したいと思います。

 

スポンサーリンク

福津に移住して良かった6つのこと

まずは良かった点をまとめます。

 

海や山…とにかく自然が豊か!

東京は三軒茶屋、大阪は堀江に住んでいたこともあり、自然と触れる機会はほとんど皆無でしたので、こんなにも自然に囲まれるというのは本当に久しぶりでした。

空気が澄んでいて、外を散歩するだけでも癒やされます。夏は牛蛙がうるさくて笑えました(笑)

特にわたしはキレイな海が大好きなんで、海沿いの散歩やドライブは最高です。福津の海はウミガメの産卵が行われるほど、海がきれいなんです。水質はなんと最高水質の「AA」か「A」のどちらかだとか。

 

▼本当に福津の海がキレイなので、海だけでまとめてみました

 

物価が安い

これは福津に限らずですが、食べ物にしろ、家賃にしろ、何でも安いです。32畳の2LDKに住んでいますが、なんと家賃6万円です。しかも地元の人からするとそれでも高いとのことで、若干私たちは損した気分に。笑

とはいえ、安いです。

例えば刺し身。東京で1,500円くらいだった内容の刺し身が福津では300〜500円で買えちゃいます。先日行った福間海岸沿いの居酒屋では、まさかの食べ残してしまうほどの量の刺し身が出てきてしまうという珍事件も。

はまち、この量で300円

 

博多駅までのアクセスが良い

福津市には「福間駅」という、そこそこ大きな駅があります。快速も止まりますので、快速を使えば何と20分ほどで博多駅まで行けます。博多駅であれば通勤・通学でも特に大きなストレスはないように思います。

逆に小倉駅までは40分ほどかかるので、少し遠いですね。とはいえ通勤できない距離では全然ないので、北九州まで通勤している人も割りと多いです。

(参考:http://fukutsukankou.com/fukutsu/)

 

街の人が癒してくれる

これ本当に実感してほしいポイントなんですが、あらゆる街の人が良い意味でゆるいです。以下はわたし達が不定期で開催している「週末みそ汁の会」の様子。

郵便局員さんや配達員さん達なんかも近所のおじちゃん・おばちゃんのように接してきます。ガツガツした絡み方ではなく、「今日は外が寒いね〜」みたいな。

 

一番面白かったのは、早朝に福間海岸に散歩に行くとウクレレを一人で弾いて黄昏れてる可愛らしいおじいちゃんがいました^^

 

移住後も生き方・働き方を選べる

福津は交通の面でも優れていますので、博多や小倉にある会社に勤めることもできますし、物価が安いため独立開業という道も選びやすいです。実際に現時点でわたし達が繋がっている20〜30代の皆さんは結構な割合で自営業ですね。

そういう意味では柔軟な街ですので、次のステップを決め兼ねている人でも気軽に移住しやすい街だなと思います。

小さな挑戦、小さなトライができる町ですね。

 

外者を受け入れてくれる風土がある

(2018年5月31日、追記した項目)

移住して一年が経とうとしているタイミングなんですが、今改めてこの一年を振り返ると「外から来た人を受け入れる」という風土が色濃いなぁと思います。

私の周りには東京から地方へ移住していった先輩や友達が割と多いのですが、「いつまで経っても外者扱いされる」という話をよく耳にします。特に九州はその色が強いそうですが、福津においては外者扱いされるなんてことは全くなく、程よい繋がりが町中で広がっているように感じます。

ちなみに残念なことに先進国の中で自殺率が高い国として日本は有名ですが、そんな日本でも異常に自殺率が低い「徳島県海部町(現在は隣町と合併して海陽町)」という町があります。

海部町の自殺率はどうしてこんなにも低いのか?という長年に渡る研究テーマの報告内容がまとめられた書籍『生き心地の良い町』によれば、”多様性を受け入れられる風土があること”が大きな理由の一つであると考察されています。

本を読む限り、福津市は海部町と似た風土があるように感じてます。

 

福津に移住して困った4つのこと

次に良くなかったところ、穴だったなぁと思うところをまとめます。

 

夏場に大量の虫が発生する

福津が特殊ってわけではないと思いますが、虫が夏場に大量にいます。次から次にカナブンとカメムシが飛んでくるんですよね。。。虫嫌いな私にとっては一大事です(汗)

宮地嶽神社の近くに住んでいますが、最低でもこのエリアは虫が大量に出ますので注意が必要です。

 

ゴミ出しが不便

燃えるゴミだけは週に2度出せるんですが、その他のゴミが何と月一なんですよね。もちろん回収ではなく、自分たちで運搬しなければいけません。歩いていける距離ではあるのですが、ダンボールなどのゴミがあると車がないと正直無理ですね。

ただし、近所のスーパーがアルミ缶やペットボトルの回収などは常時やってくれているので、本当に月一でしか処理できないゴミはダンボールなどの数種類ですので、何とななるレベルではあります。

 

カーシェアがない

「カーシェアがない」というと少し語弊があるのですが、あまりに拠点が少なく遠すぎるため現実的に利用できないです。

東京・大阪ではカーシェアが当たり前でしたが、やっぱり田舎へ移住すると車は必須ですね。最初は自転車でいいかな?なんて言ってましたが、買い物のことなどを考えると車は必要です。

 

フリーwifiがない

東京や福岡の博多・天神に比べると、フリーで接続できるwifiが少ないです。私みたいにノマドっぽい生き方をしてる人間からするとインターネットが命。

自分でポケットwifiを手配しようと思います。

▼追記
色々と調べた結果、Broad WiMAXを契約!大満足!

 

 

福津に移住して正解でした!

わたし達は特に福津という街に深い縁があったわけではなかったのですが、移住先を探す時に感じた直感は正しかったなぁと感じています。

あとから知ったことですが、福津市は「住みよさランキング2017」で何と”九州1位”です。

福津にはたくさんの格安民宿もありますので、完全に移住してしまう前に一度遊びに来てみるといいかもしれません。私たちで良ければいつでもご案内しますので気軽にご連絡ください

▼何度も言いますが、福津の海は本当に最高です!笑

 

投稿者プロフィール

えとうあきひろ
福津NOTE.代表/

多様性を尊重し、人間の性と業・損得勘定を受け入れ、優しい社会と暮らしを育むこと。

”余白”をテーマに、大切な人を大切にできる社会の仕組みづくりに取り組む30歳。元・築地市場の八百屋さん。